【移住体験記】無計画すぎて1年間も無職だった男の話

移住

今日は、私が経験した移住の失敗談について書いていきたいと思います。移住を考えている方々にとって、少しでも参考になれば幸いです。

仕事探しの日々
4年前、私は「さぁ、新しい人生の始まりだ!」と期待を胸に、愛車のレブル(バイク)と共に小樽港に降り立ちました。当初の計画では、3ヶ月以内にさくっと仕事と定住地を見つけるつもりでした。そこで、まず札幌でマンスリーマンションを借り、ハローワークに通い北海道での就職活動を始めました。
しかし、3ヶ月が経過しても仕事は見つからず、マンスリーマンションの契約も終了…。仕方なく札幌市内のアパートに引っ越し、気持ちを新たに再出発しました。ところが、秋になり、冬になり、春になってもハローワークに通う日々が続いていました…。実際に仕事と定住地が決まったのは、北海道に訪れてから約1年後のことでした。

なぜそんなに時間がかかってしまったのか?
結論から言うと、移住の目的が漠然としすぎていて、具体的な移住プランを立てていなかったことが最大の原因です。もっと掘り下げた話になると、地元の生活からただ抜け出したいという気持ちだけで飛び出したからです。

何しに来たのか、何がしたいのか分からない
移住の最大のテーマは、場所と仕事です。移住というか人生を考えた上でも最も重要なテーマではないでしょうか。もちろん住む場所も仕事も星の数ほどありますから、優柔不断で真面目な人ほど、あぁでもない、こうでもないと悩み続けてしまいます。

私の場合、場所については「とりあえず北海道に住みたい」という漠然としたものを持っており、北海道でも雪が少なく札幌市へのアクセスが容易な胆振地方がよさそうだというふんわりした考えを持っていました。

仕事については「経歴に囚われずゼロから探していこう」という気持ちで、気になる仕事があれば積極的に応募していました。ワイナリーや農業、IT、建築設計、食品関連、森林・土木関連などジャンルは様々でした。挙句の果てには、前職と全く同じ仕事(自分に合わないと辞めたのに…)にも応募している始末で、やりたいことが逆に分からなくなっていました。

今振り返ると、「一体北海道に何しに来たの?一体何がしたいの?」と自分に突っ込みたくなります。

私の様な優柔不断で真面目?な性格の人間は、悩んだ末、迷子状態に陥って、出口を見つけるのに苦労します。しかし、既に会社を辞め、北海道に来ているため、虚しくもただ悩んでいる日々が長く続き、無職で貯金だけが減っていく生活を送る羽目になったのです。

無計画の移住はリスクが多い
私の経験から言えるのは、移住をする前に何も決まっていないのは非常にリスキーだということです。特に私のような優柔不断な人は、何も決まらずにひたすら悩み続けます。また、会社を辞め、生活が自由だと生活が緩みがちになり、だらだらと就活を続けることにもなります。移住をするということは、人生の2大テーマである仕事と場所をガラッと変えるので、漠然とした気持ちや考えではダメなのです。行動前に綿密なプランを練り、方向性を固めることがとても大切になります。

今の気持ちだけで移住しようとしていないか?しっかりと移住プランは固まっているのか?移住を考える際は、是非とも考えておいた方がいいと思います。

最後に
ただ、私みたいにふわっとしか考えていなかった人間が、なんだかんだで生活できているのも事実です。全くおすすめはできませんが、とにかく移住したいという方は、飛び出すという選択肢もありなのではないでしょうか。もちろん飛び出す勇気というのも大事だと思います。

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