私が競馬に出会ったのは大学生の頃。
競馬好きの友人に誘われて初めて競馬場へ行った時、その会場の壮大さやレースの迫力、そしてサラブレッドが駆け抜ける姿に感動しました。すっかり競馬の魅力に取りつかれた瞬間です。
当時はオルフェーヴルやゴールドシップ、ジェンティルドンナといったスターホースたちが活躍していた時代。今でも語り継がれる名馬ばかりで、競馬界が大いに盛り上がっていました。(もちろん今もすごいですが!)
その後、就職してから約10年近く競馬から離れていましたが、会社で競馬を始めた人の影響や、北海道という馬産地に住んでいることもあって再び競馬熱が再燃しました。車を走らせれば、そこら中に馬がいる――これも北海道ならではの魅力ですよね(笑)。
ギャンブルではなく「推理ゲーム」
私の家庭では「ギャンブルは身を滅ぼすもの」という考えがあったので、大学生の頃から大勝負はせず、今もそのスタイルを守っています。というのも、競馬は本当に当てるのが難しいからです。
レースは「よーいドン」で始まる瞬間から何が起こるか分からない。馬の気持ちや体調、展開の流れ、さらには騎手の判断やミスまで含めて、予想できない要素が山ほどあります。だからこそ私は「ギャンブル」ではなく「推理ゲーム」として競馬を楽しんでいます。
基本的に週末の重賞レース1つに600円ほど。これくらいなら遊び感覚で楽しめますし、ちょうどいいバランスだと思っています。
競馬の楽しさ=予想すること
私にとって競馬の一番の楽しみは「予想」です。
第一容疑者、第二容疑者、第三容疑者……という感覚で「犯人探し」をするように馬を選びます。レースが終わったあとに「やっぱりこいつが犯人だった!」とか「見立て違いだったなあ」と振り返るのもまた醍醐味です。
情報を集め、自分なりに分析し、本命や相手を決めていく。このプロセスこそが競馬の楽しさなのかな、と思っています。時間があるときは何時間も予想しますし、新しい予想方法を考えるのも面白い。無料で手に入る情報だけでも十分に楽しめます。
掛け金との付き合い方
もちろんお金をかける以上、掛け金のコントロールも大事。
金額が大きくなればなるほど、楽しみが「ギャンブル寄り」になってしまい、気持ちもシビアになってきます。
確かに大掛けすること自体が一つのエンターテインメントで、他人から見ても面白いものです。ですが、我々一般人にとっては生活が第一。そういう派手な勝負はYouTuberなどのエンターテイナーに任せておけばいいのかなと考えています。
私の中では「1,000円以内」がちょうどいいライン。これならゲーセンに行って遊んだと思えば高くないし、純粋に楽しみとして割り切れます。
人それぞれの楽しみ方
競馬の楽しみ方は本当に人それぞれ。
私の周りには「馬券は買わずにテレビでレースを観る人」や「競走馬の写真を撮るのが好きな人」、さらには「馬そのものには興味がなく、ギャンブルとして楽しむ人」までさまざまです。
だからこそ、私のおすすめは「推理ゲームとして楽しむ」スタイル。
少額で長く続けながら、自分なりの予想を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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